EURO準決勝でフランスを2-1で下して、決勝進出を決めたスペイン。同点ゴールを決めた16歳のラミン・ヤマルはEURO史上最年少得点記録を樹立した。
その彼は試合後にカメラに向かって何か言葉を発していた。「Habla、habla」と発言していたとされている(スペイン語で話せという意味)。
この対戦前にフランス代表アドリアン・ラビオが「EURO決勝に出場するには、ヤマルがこれまでやってきたことよりもずっと多くのことをしなければならない」などと発言していた。フランスでは、ヤマルの発言はラビオとフランスに対する反撃だったのではと伝えられている。
『COPE』によれば、ヤマル本人は「その人は自分に向けたものだと分かっていると思うけど、何でもないよ…。何よりも勝ったのがとても嬉しい」と話していたとか。
なお、スペイン紙は「対戦前にラビオがヤマルに警告」などと煽っていたが、ラビオは「プレッシャーへの対処法を非常によく知っている選手だと分かった。多くの資質を持っている。彼はクラブでも主要大会でもその資質を発揮できる選手だ」とヤマルを讃えてもいた。