今年3月にアーセナルとの契約を延長した日本代表DF冨安健洋。
ディフェンスラインならどこでもこなせるユーティリティ性とソリッドなパフォーマンスをミケル・アルテタ監督も高く評価している。
ただ、アーセナルはこの夏にイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを獲得するとも伝えられている。
EURO2024でも活躍した彼はボローニャに所属する22歳のDF。センターバックと左サイドバックをこなせる左利きのディフェンダーだ。
そうしたなか、『football.london』は、「アーセナルがカラフィオーリを買う前にまず売却しなければならないかどうかは不明だが、このイタリア人と契約した場合、ヤクブ・キヴィオル、オレクサンドル・ジンチェンコ、冨安のうち少なくとも1人は退団する可能性がある」と伝えた。
昨季は長期離脱でほぼプレーできなかったオランダ代表ユリエン・ティンバーもDFラインを全てこなせるため、カラフィオーリを獲得した場合には誰かを放出しうるとのこと。
特にポーランド代表DFキヴィオルはカラフィオーリ同様にCBと左SBをこなす選手であり、役割が全く同じ。すでにインテルやユヴェントスなどが獲得候補に挙がっており、セリエA復帰が噂されている。
怪我の多い冨安だが、有用性や信頼性を考えれば、アーセナルが手放す可能性は低いはずだが…。
なお、昨季はローンでチームを離れていたキーラン・ティアニーとヌーノ・タヴァレスについては、構想に含まれていないとのこと。