ベルギー1部のKVコルトライクは9日、北海道コンサドーレ札幌からMF金子拓郎(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。
日本大学から2020年に札幌へ加入した金子。左利きで右サイドでのドリブル突破を武器に評価を高め、昨夏にはクロアチアの強豪ディナモ・ザグレブへ期限付き移籍した。
ディナモではECLベティス戦で決勝点をマークするなど公式戦41試合5得点を記録し、リーグ7連覇や国内カップ制覇に貢献した。
ディナモは金子の買い取りを望んでいたが、札幌が望む金額との隔たりがあり決裂。契約満了で札幌へ戻っていたものの引き続きヨーロッパでのプレーを希望していた。
契約期間は2027年6月までの3年間。コルトライクは過去に渡辺剛(現ヘント)、田中聡(現湘南ベルマーレ)、藤井陽也(現在も在籍)、角田涼太朗(現カーディフ)と4名の日本人が在籍しており、金子が5人目の日本人となる。