日本では夏の暑さが本格化しており、海水浴の季節を迎えつつある。
そうしたなか、モロッコでは地中海沿岸で行方不明になったサッカー選手の捜索が行われているという。
『BBC』によれば、行方が分からなくなっているのは、モロッコ1部リーグのIRタンジェに所属する18歳と24歳の選手。
2人はチームメイトら3人と一緒にヨットで遊びに来ていたそう。U-20モロッコ代表選手やクラブスタッフら3人は海上に数時間いた後、救助された。救助されたひとりはこう話している。
「全部普段通りだった。起きて、朝食を食べて、マリーナでボートを借りた。沖に出る途中で沿岸警備隊に止められて、書類が揃っているかやライフジャケットが持っているかの確認を受けた。
全てが順調だった。ボートから数メートルのところで岸が見える範囲で泳いでいた。その後、海が一変して、強風によってボートが流されてしまった」
IRタンジェの会長は「行方不明選手の捜索は続いている」と語っているが、彼らは泳いでいた際にライフジャケットを着用していなかった可能性があるという。