日本人選手たちもプレーするフランス1部のリーグアン。

王者PSGからはキリアン・エムバペが退団することになったが、リーグは放映権問題に揺れている。

『L'Équipe』などによれば、2024-25シーズンからの放送局がいまだに決まっていないため、放映権収入を予算化できないクラブは他の資金源を模索しなければいけない状況に陥っているという。

先月、LFP(フランスプロサッカー機構)会長は、各クラブが必要とする資金の管理について、「まだ分からない」と答えており、各クラブの経営陣は、資金不足に陥らないための解決策を探しているとのこと。

PSG、ニース、レンヌ、モナコ、ストラスブール、サンテティエンヌのような強固な株主がいるクラブ、トゥールーズやリールのようなファンドを当てにできるクラブは、資金繰りの延長を望むことが可能だそう。

一方、ナント、スタッド・ランス、モンペリエ、RCランス、ブレストのように会長が主要株主でもあるチームや、ル・アーヴル、オセール、アンジェのように経営資源が限られているチームでは、オーナーが補償する気がなかったり、できなかったりすると、状況はたちまち危うくなり、倒産するクラブも出てくるかもしれないとのこと。『RMC』では、「フランスサッカーの危機」とも伝えている。

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放送局がすぐに参入すれば、各クラブが資金繰りを考える必要はなくなるというが、LFP取締役会はDAZNから放映権オファーを提示されたものの、まだ決定を下していない。DAZNは年間3.75億ユーロ(651.9億円)で5年契約を提示したというが、果たして。

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