セレッソ大阪は7日、元日本代表MF清武弘嗣がサガン鳥栖へ期限付き移籍することが決まったと発表した。

清武は1989年11月12日生まれの34歳。地元の大分トリニータで2008年にトップ昇格し、10代の頃からJの舞台でその才能を発揮。2010年に移籍したセレッソ大阪でも強烈な輝きを放ってみせた。

2012年夏に欧州へ旅立ち、ドイツのニュルンベルクやハノーファー96、スペインのセビージャでプレー。2014年のブラジルワールドカップに出場するなど日本代表としても43試合に出場し5ゴールを記録した。

2017年2月、C大阪への復帰を決断。以降長くチームの顔としてプレーしてきたが、怪我の影響もあり昨季から出場機会を大幅に減らしていた。

以下は鳥栖への期限付き移籍が決まった清武のコメント。

「セレッソを愛するファン、サポーターのみなさん。約10年間、僕を応援してくれて本当にありがとうございました。今回の移籍は本当に悩みました。クラブ設立30周年の中、優勝という目標を掲げてスタートし、何も残せなかった自分に情けなさと悔しさが残ります。しかし、まだまだ自分はプレーできると、そしてみなさんにもう一度認めてもらえるように頑張ってきます。いつも僕の心の中にはファン、サポーターのみんながいます。ずっと愛してくれて、共に戦ってくれて、応援してくれて本当にありがとうございました。これからもセレッソ大阪の幸せを祈っています」

「この度サガン鳥栖に期限付き移籍する事になりました、清武弘嗣です。今回の移籍は強い覚悟をもってきました。鳥栖は攻撃的でボールを大切に繋ぎながらゴールを目指すサッカーでとても魅力的なチームです。僕自身がもっているもの、そして今までの経験をチームの為に全てを注ぎ込みたいと思います。今日からよろしくお願いします」

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清武の移籍期間は2025年1月31日までとなる。

サガン鳥栖は、7月10日(水)に天皇杯3回戦の横浜FC戦に臨み、14日(日)にはガンバ大阪とホームで対戦する。

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