Nikeのサッカースパイクにおいて、フラッグシップと言える「マーキュリアル」シリーズ。

その最新作『マーキュリアル スーパーフライ 10』と『マーキュリアル ヴェイパー 16』が登場した。

Nike Mercurial Superfly 10

2024年モデルのマーキュリアルは、エアズームストロベルユニットから屈曲溝を取り除き、ブーツの前⾜部にスピードフィンを追加。プレートの屈曲性を最適化した。

プレーヤーがピッチ上で⾃由⾃在に動いても、最適な反発によるエネルギーが得られるようになったことで、前モデルと⽐べてエネルギーリターンが10%向上しているという。

ブレードスタッドとシェブロンスタッドを中心とした組み合わせで強力な推進力を生むアウトソール。内部には今作もAir Zoomユニットが搭載されている。

フライニットアッパーの素材は5層から3層にし、 30%近く減らすことで⾜なじみを向上。これまでのNikeフットボールのフライニットを全⾯に使⽤したアッパーの中でも最も軽く薄いスパイクに仕上げている。

今回の「ブループリントパック」の配⾊は、Nikeの共同創設者であるビル・バウワーマン氏と、アスリートが最⾼のパフォーマンスを可能にすることへの彼の熱意からインスピレーションを得たもの。

Nike Mercurial Vapor 16

バウワーマン氏は、スウッシュロゴを縫い付けて重くなるのを防ぐため、ボールペンでアスリートのスパイクの横にスウッシュを“点描”するほど、最適化にこだわっていたという。

Nikeのデザイナーたちは、彼のスケッチブックからインスピレーションを受け、⼿書きのメモをもとにしたタイポグラフィーをブループリントパックのために制作。

「アスリートのための計画(ブループリント)」を⽴てたバウワーマン氏へのオマージュであり、すっきりとしたデザインのパックは、サッカーの他にもさまざまな競技のシューズで採用される。

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注目の新スパイク『マーキュリアル スーパーフライ 10』と『マーキュリアル ヴェイパー 16』は、Nikeオンラインストアや一部専門店などで発売されている。

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