EUROのグループステージ2連勝で決勝トーナメント進出を決めたポルトガル代表。
トルコとの第2戦では、39歳のクリスティアーノ・ロナウドが史上最年長アシスト記録を樹立した。
ロナウドは後半にブルーノ・フェルナンデスの3点目をアシストしている(動画2分11秒から)。
ロナウドは自らシュートを狙わずにパスを選択!
ロベルト・マルティネス監督は「我々は並外れたものを見た。GKの前で彼はブルーノにあげたのだ。ポルトガルの全ユースチーム、世界中で見せるべきお手本だ。なぜなら、チームが最も大事であることを示すものだったからね」とロナウドのアシストを賞賛している。
そのロナウドは、試合中にスパイクを履きかえていた。
前半に履いていた緑のスパイクはスタッドが固定式。後半に履き替えた白のスパイクは取替式だった。
普段、ロナウドが履いているスパイクは、ハイカットの『Nike マーキュリアル スーパーフライ 9 エリート』。だが、履きかえたのは、ローカットモデルの『Nike マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート』だった。
その白のスパイクはブルーノ・フェルナンデスからの借り物だった可能性がある。
ロナウドが後半から履いていたスパイクを拡大すると「Maltide」という文字が印字されているように見えるが、これはブルーノの娘の名前なのだ。
ブルーノはスパイクに子供たちの名前を刻んでいる(下は2021年のもの)。
Bruno Fernandes shows off his new Nike boots for #EURO2020, featuring the names of his children Gonçalo and Matilde 🇵🇹 pic.twitter.com/w7WtdKu0QK
— utdreport (@utdreport) June 3, 2021
なお、ブルーノがこの試合で履いていたスパイクは固定式。
試合が行われたBVBスタジアム・ドルトムント(ジグナル・イドゥナ・パルク)のピッチがこの日非常に滑りやすかったため、ロナウドは取替式のスパイクをブルーノから借りたのかもしれない(ロナウドは固定式しか持っていなかった?)。
2人ともNike契約者のため問題ないかもしれないが、試合中に別選手のスパイクを借りるのは相当なレアケースだと言える。