27日に行われたワールドカップ・アジア3次予選の組み合わせ抽選。日本代表はオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアという慣れ親しんだ相手が多いグループに入った。

今回はワールドカップの規模が拡大されたこともあり、グループ1~2位が大会にストレートイン、そして3~4位が4次予選に進むというレギュレーションになっている。

日本にとっては2位以内を確保するためにサウジアラビアかオーストラリアを上回る必要があるという予選になる。そしてオーストラリアの『The Guardian』では「我々は死の組に入ったと評価されている」と論評されていた。

「もしも親しさが軽蔑を生むのだとすれば、オーストラリアと日本はサッカーにおいて最も軽蔑的なライバル関係にあると言っても許されるだろう。

現実的には、両チームのライバル関係は主に相互のリスペクトから成り立っている。オーストラリアと日本が同じ予選グループを戦うのは5回連続であり、AFCに加盟した2006年からずっと続いている因縁である。ワールドカップ2006でオーストラリアが日本を撃破した直後から始まったものだ。

オーストラリアと同様に、日本もアジア2次予選で完璧な成績を収めた。6試合全てに勝利(北朝鮮戦は不戦勝であるが)し、平均で4.2ゴールを決め、無失点だった。

アジアカップでは準々決勝でイランに敗れるという期待外れの結果になったが、アジアで最もFIFAランクが高い国であり、8大会連続のワールドカップ出場に向けて最有力候補として予選に臨む。

アジアの大会では何も確実なことはないが、ワールドカップの残り一つの自動出場枠はオーストラリアとサウジアラビアで争われることになるだろう。

ワールドカップ2026は48チームに拡大されるため、グループの3位と4位も4次予選に進むことができる。

ロベルト・マンチーニ監督が率いるサウジアラビアは巨額の投資に支えられており、近年はオーストラリアとも良く対戦している。そして2018年大会の予選も、2022年大会の予選も、サウジアラビアの方が上位で終わっている。

ウズベキスタンやヨルダンよりも、オーストラリアにとってサウジアラビアと対戦することが「死の組」という評価につながったのは不思議ではない」

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オーストラリアは今回のアジア三次予選を9月5日のバーレーン戦でスタート。その後9月10日にインドネシア戦、10月10日に中国戦、そして15日に日本代表とのビッグマッチを迎える。

今回のワールドカップ予選はグループ2位以内が本大会にストレートイン、そして3位から4位が4次予選(プレーオフ)に進む予定だ。

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