PSGとの契約延長を断り、レアル・マドリーへのフリー移籍を決断したフランス代表FWキリアン・エムバペ。

エムバペはレアル移籍後に意味深な発言をしており、PSGはそれに不快感を示したとも伝えられている。

『L'Équipe』によれば、エムバペとPSGは金銭面で対立しており、その“銭闘”は終わっていないという。

PSGはエムバペに2月のボーナスと4月と5月の給与を支払っていないという。

争点となっているのは、2022年に契約延長した際に約束していた8000万ユーロ(135億円)のロイヤリティボーナスをめぐる扱い。昨夏、エムバペはPSGから干されかけた際、チームに復帰するためにこのボーナスの放棄を提案していたという。

その後、今年2月にエムバペが退団を伝えるとPSGでの出場機会がふたたび減少した。PSGはボーナスや給与を支払わないことで、8000万ユーロを“回収”しようとしているという(2023年秋に支払うはずだったボーナスを2月に支払ったという話もあり、やや錯綜している)。

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両者は互いに正当性を主張しており、PSGは6月分の給与も支払わない可能性があるため、フランスプロサッカーリーグ連盟が介入しうるとのこと。

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