かつてバルセロナとスペイン代表で活躍した伝説的なDFジェラール・ピケが、当局から正式な調査を受けているとのこと。

ジェラール・ピケが経営する会社「コスモス」は、スペインサッカー連盟(RFEF)と契約を結んでスペイン・スーペルコパの開催地をサウジアラビアに移すための取り引きを仲介した。

それによってコスモスは4000万ユーロ(およそ67.7億円)、スペインサッカー連盟は4億ユーロ(およそ676.9億円)の報酬を受け取ったとされているほか、不正な資金が流れているとも。

スペイン・スーペルコパは2020年からサウジアラビアで開催されており、一時期新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって中断されたものの、2022年夏から再び行なわれている。

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2022年にピケと元スペインサッカー連盟会長ルイス・ルビアレスの間で行なわれた音声通話の記録が漏洩したことによって違法な取引が行なわれた可能性が浮上し、それ以来捜査が続けられている。

ピケやルイス・ルビアレス氏はこの取り引きについて「合法である」と主張しているものの、当局はこれらに違法な行為が含まれていると考えているという。

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