佳境を迎えている欧州主要リーグ。

ドイツ2部では名門ハンブルガーSVの1部昇格がなくなった。

奥川雅也も所属する4位ハンブルガーSVは10日の第33節パーダーボルン戦に0-1で敗戦。田中碧と内野貴史が所属する3位フォルトゥナ・デュッセルドルフとの勝点差は4のため、最終節を前に昇格の可能性が消滅した。2018年まで一度たりとも降格したことがなかったハンブルガーSVだが、これで7年連続2部残留が決定。

『Bild』などによれば、DFセバスティアン・ションラウは「序盤から個人のミスがあまりに多すぎた。技術的ミスにひどいパス…パーダーボルンは大したことをしなくてよかった。自分たち自身で完全に台無しにした。ミスが多すぎると、自分たちのやりたいことを実践するのは難しい」、MFミロ・ムハイムも「プラン通りにいかなかった。シンプルに正しいことができなかった。こんな酷いプレーをすれば、こういうことが起きる」とうなだれていたそう。

それでも敵地に駆けつけたサポーターたちは試合後にも声援を送っていたそうで、ションラウは「この反応は普通ではないし、自明でも何でもない。彼らや彼女たちの情熱は信じられないほど。選手としてそこに立ち、自分たちがそれにふさわしいかどうかを自問している。ファンの反応は本当に素晴らしい。自分たちがどうしようもない…」とこぼしていたとか。

「凄い選手がいたのに降格の悲劇を味わった10のチーム」

上位3チームはそれぞれ残り2試合で、首位は町野修斗が所属するホルシュタイン・キール(勝点64)、2位はザンクト・パウリ(63)、3位フォルトゥナ・デュッセルドルフ(59)となっている。

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