Jリーグは10日、「6月15日のFC大阪対ガイナーレ鳥取の試合は、和歌山県立紀三井寺公園陸上競技場で開催される」と発表した。

紀三井寺公園陸上競技場は、和歌山県和歌山市にあるスタジアム。1964年にオープンしており、19,200人を収容することができる。

和歌山県にはJリーグやJFLを戦うクラブが存在しないため、サッカーにおいては主に地域リーグのアルテリーヴォ和歌山などが使用。その他天皇杯などの開催実績がある。

2021年に撮影した紀三井寺公園陸上競技場

大阪府との県境からは比較的近い場所の競技場であり、普段FC大阪が使っている花園ラグビー場からは車でおよそ1時間半ほどの距離となる。

J初参戦!『FC大阪』を彩るマスコットや宿敵、「49歳」「引退から復帰」異色の注目選手

Jリーグにおいてはかつてプレシーズンマッチやサテライトリーグが行なわれたことがある他、2017年にJ3のセレッソ大阪U-23対ギラヴァンツ北九州の試合開催が予定されていたが、これが台風の影響によって中止されているため、今回が初めての公式戦開催となる予定だ。

なお、FC大阪はJFL時代の2018年に紀三井寺公園陸上競技場でホームゲームを開催したことがあり、その際にはヴァンラーレ八戸を相手に0-1と敗れている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介