6日にインドネシアで開幕したU17女子アジアカップ2024。

前回王者の日本は白井貞義監督のもと、U-17女子ワールドカップ出場とともに通算5度目の優勝となる大会連覇を目指す。

今大会に出場するU-17日本女子代表において、注目を集める一人が、唯一“飛び級”で選出された14歳の花城恵唯(はなしろ めい)。

沖縄県の北谷町出身で、中学からJFAアカデミー福島へ加入。才能豊かなアタッカーとして期待されている中学3年生だ。

「今大会、出番が回ってきた時にはしっかり自分のプレーを出して、チームの勝利に貢献したいです」

先日行われたオンラインのメディア対応でこのように話していた花城。得意なプレーを尋ねられると「シンプルにプレーしたり、ゴール前ではパスとか、シュートも最近は狙っています」と答えたが、観てほしいプレーは「スルーパス」とのことで、ある元日本代表選手の名前も挙げていた。

「香川真司選手は攻撃的で結構真似していて、スルーパスとかが上手いので自分もたまにそれをイメージしてやったりします」

そんな花城は、今年JFAアカデミー福島から巣立った先輩のなでしこジャパン選手、谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘンへ加入、そのままローゼンゴードへローン)や古賀塔子(フェイエノールトへ加入)の影響もあり、ヨーロッパでプレーすることを現在の目標にしているという。

「夢に近づく大会だと思っています。自分が今どのくらいのレベルにあるのかを知ることもできるので、何かいいものを持ち帰れたらと思います」

なでしこジャパン、パリ五輪でメダル獲得の鍵を握る「主力選手」5名

小柄ながら高い技術を持つ花城のプレーも楽しみなU-17日本女子代表。DAZNでも配信される日本時間7日(火)20時からの初戦ではタイと対戦する。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手