8位: ディエゴ・ライネス
生年月日:2000年6月9日
当時の所属クラブ:レアル・ベティス
現在の所属クラブ:ティグレス
国籍:メキシコ
2017年にクラブ・アメリカからレアル・ベティスへと引き抜かれ、16歳でスペインへと渡ったメキシコ人アタッカー。
小柄な体格、素晴らしいドリブル突破、そして切れ味鋭い左足の技術。似たようなプレースタイルからリオネル・メッシとも比較されていた。ただ、それはまるで彼にとって呪いのようだった。
リーガでは4シーズンを過ごしたがカップ戦でしかゴールを決められず、2023年には母国のティグレスへと移籍。
まるで都落ちのようにも見られているが、メキシコ代表には継続的に選ばれており、まだ23歳という若さだ。キャリアを再建するチャンスはいくらでもある。
7位:サンドロ・トナーリ
生年月日:2000年5月8日
当時の所属クラブ:ブレシア
現在の所属クラブ:ニューカッスル・ユナイテッド
国籍:イタリア
彼がこのリストで7位にランクインされたとき、トナーリはまだイタリア2部のブレシアでプレーしていた。にもかかわらずすでにイタリア代表にも選ばれており、あらゆるジャーナリストから「NEXTアンドレア・ピルロ」と称された。
ただ、彼はピルロとは違った成長曲線を描いた。技術的なものに加えてピルロよりも遥かに戦闘的であり、相手のテンポを阻害することができる。
2020年には自身がファンであったミランへと移籍して3シーズンを過ごしたあと、今季巨額の移籍金でニューカッスル・ユナイテッドへと加入した。
ただ違法ギャンブルに関わったことが明らかになり、10月から10ヶ月もの出場停止処分を受けることになった。そろそろピッチに戻ってくるはずだが、そのブランクはどう影響するか…。
6位:アルフォンソ・デイヴィス
生年月日:2000年11月2日
当時の所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
現在の所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
国籍:カナダ
アルフォンソ・デイヴィスをここに加えたのは賢明な選択だったと思える。彼はまさにこの年代最高クラスの選手だった。
2019年1月にバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルン・ミュンヘンへと加入したばかりだったが、その後アタッカーからサイドバックにコンバートされたことがきっかけで大ブレイクした。
圧倒的なスピード、前線に進んだ際の突破力とクロスの精度。まさに理想的な現代のサイドバックとして活躍し、多くのトロフィー獲得に貢献している。
5位:ロドリゴ
生年月日:2001年1月9日
当時の所属クラブ:サントス
現在の所属クラブ:レアル・マドリー
国籍:ブラジル
当時はまだサントスでプレーしていたロドリゴ。ただ2018年夏の段階ですでにレアル・マドリーと契約を結んでおり、2019-20シーズンからはスペインで戦うことが決まっていた。
加入当初はBチームでプレーすることになっていたが、わずか3ヶ月でトップチームに昇格することになり、いきなり活躍。18歳でその才能を見せつけた。
その後しばらく出場機会が減少することもあったが、2021-22シーズンには再びチームの重要な存在となり、前線の欠かせないプレーヤーの一人となった。
先発出場でも途中出場でも力を発揮し、そしてビッグマッチにこそ強さを見せる。そのプレーは高く評価され、昨年末には2028年までの契約延長を勝ち取っている。