U23アジアカップ決勝でウズベキスタンとの死闘を制し、4大会ぶり2度目の優勝を果たした日本。
今大会で大きな活躍を見せた一人が、守護神の小久保玲央ブライアンだ。
決勝戦でも後半アディショナルタイム、山田楓喜のゴールで先制した直後に訪れたPKのピンチを見事にストップ。劇的勝利の立役者となった。
そんな小久保、非常にファン想いなことで知られ、日本サッカー協会による『Team Cam』のなかでもこんなシーンが見られた(動画5分5秒から)。
準決勝イラク戦に向けて練習するU-23日本代表のもとを訪れたのはドーハ日本人学校の子供たち。練習後に交流をするなかで、小久保がなんとキーパーグローブをその場でプレゼントしていたのだ。
小久保はPumaと契約しており、今大会で使用しているのは最新モデルの『フューチャー アルティメット NC ゴールキーパー グローブ』。
キーパーグローブは基本的に消耗品であり何セットも持ち込んでいるはずだが、おそらく練習で使っていたものをそのままプレゼントしてしまうあたりに小久保の優しさが表れていた(ちなみに価格は税込み14,850円)。
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子供たちの目には、決勝のウズベキスタン戦でPKを止める小久保の姿が「身近なヒーロー」として映っていたに違いない。