先月30日に行なわれたUEFAチャンピオンズリーグの準決勝バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリーの試合は、2-2の引き分けという結果になった。

ヴィニシウス・ジュニオールが先制点を決めたものの、その後ルロイ・サネが同点ゴールを奪って試合を振り出しへと戻す。

それからハリー・ケインがPKで追加点を決めてバイエルン・ミュンヘンがリードするも、さらに残り10分でヴィニシウス・ジュニオールがPKで追いつくという展開だった。

話題になったのはハリー・ケインがPKを蹴ろうとペナルティスポットにボールを置こうとしていた場面。

ケインに近づいていったジュード・ベリンガムが何やら喋りかけて妨害しており、最終的にはレフェリーに引き剥がされていたのだ。

試合後のインタビューでケインは「集中していたから何を言われたのかよくわからなかった」と答えていたが、イングランド代表ではチームメイトであるベリンガムに確かめていたそう。

『Daily Mail』によれば、ケインは「そのあとベリンガムと話したら、『君はキーパーの左に蹴るんだろう。僕は分かっている』と言っていたそうだよ」と話していたとのこと。

ただ、「キーパーが早めに動いたのが見えてしまったので、それは僕にとってラッキーだったね。ベリンガムがなんと言っていたのかその時はわからなかったけど、とにかく左に蹴っていたね」という。

「21世紀に最もペナルティキックを決めた」PK王、TOP10

ハリー・ケインは少しタイミングを遅らせたシュートでGKのルニンを先に動かさせ、ベリンガムの予測通り左へと決めている。

ちなみにジャーナリストのギジェム・バラグによれば「ケインが全く自分の言葉を聞いていなかった」と聞いたベリンガムは笑っていたとのことだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介