佐藤恵允
クラブ:ヴェルダー・ブレーメン
ヴェルダー・ブレーメンでプレーしている佐藤恵允。この年代の日本代表では重用されてきた選手だが、U23アジアカップではあまりうまくいっていない。
情熱的な突破やドリブルに関しては勢いを感じるものの、肝心のシュートやパス、状況判断などにおいて粗さを見せており、結果に結びつく雰囲気がない。
同じ左サイドの平河悠が欠かせないアタッカーになりつつあることを考えれば、18人の枠に入れる可能性はかなり低くなっているように見える。
ただ、アジアの戦いと違って守勢になる試合が多くなることを想定すれば、佐藤恵允は五輪で必要とされる存在かもしれない。そのような場面で決定的な武器になることを証明したいところ。
田中聡
クラブ:湘南ベルマーレ
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藤田譲瑠チマと松木玖生がほぼ当確だと考えられている中盤。他のインサイドハーフの1枚は荒木遼太郎か山本理仁が使われてきた。
田中聡と川崎颯太の二人に関しては五輪本大会に出場できるかどうかはまさにこの決勝でのプレー、そして7月までのJリーグでの活躍にかかっている。
特に田中聡はこのU23アジアカップで韓国戦のみのプレーとなっており、アピールのチャンスはここしかない。
Jリーグでは好調なパフォーマンスを続けてきただけに、このタイミングでオリンピックに出場できないのは田中聡のキャリアにとっても痛い。決勝での奮起に期待したいところだ。