ヴィトール・ロッキ

生年月日:2005年2月28日

現所属:バルセロナ

今年1月にバルセロナへ加入した19際のブラジル人アタッカー。2023年にはアトレチコ・パラナエンセで全公式戦21ゴールという素晴らしい記録を残し、10代で欧州へと渡った。

さらにバルセロナでもすぐにチャビ・エルナンデス監督の信頼を受け、オサスナ戦では勝利をもたらすヘディングでのゴールを奪取。途中出場が主ながら、コンスタントにチャンスを獲得している。

昨年はU-23代表とA代表に招集を受けており、それぞれ1試合に出場。ブラジルが五輪に出場していたら、立場的には彼は選ばれていたはずだが…。

ガブリエウ・マルチネッリ

生年月日:2001年6月18日

現所属:アーセナル

すでに長い期間プレミアリーグで活躍しているためその印象はないが、実はまだパリ五輪代表の権利を持っているガブリエウ・マルチネッリ。2001年6月生まれであるため、ロドリゴよりも年下だ。

10代でアーセナルに加入してからすぐに出場機会を獲得し、ウインガーとして確かな実力を見せ続けている。今季は公式戦41試合に出場して8ゴール5アシストを決め、優勝争いするクラブの中心人物に。

2021年に行われた東京五輪のブラジル代表メンバーとして金メダルを獲得した経験も持っており、2大会連続出場の可能性もあったのだが…。

サヴィオ

生年月日:2004年4月10日

現所属:ジローナ

この夏にマンチェスター・シティへと移籍することがすでに決まっている20歳のアタッカー。

アトレチコ・ミネイロから2022年にシティ・グループのトロワへと移籍し、それからPSVアイントホーフェンとジローナにローン移籍。今季リーガを席巻したクラブの中で中心的な役割を果たした。

近年珍しい左利きの左サイドメインのウイングでありながら、自らゴールも決められる能力を備える。今年3月にはA代表にも初招集を受け、2023-24シーズンのブレイクスターの一人となった。

ジョアン・ペドロ

生年月日:2001年9月26日

現所属:ブライトン

三笘薫が所属しているブライトンでプレーしているブラジル人ストライカー。2部のワトフォードで11ゴールを決める活躍を見せ、今季プレミアリーグでもその実力を発揮している。

ペナルティキックのスペシャリストとしても知られており、これまでのキャリアで13回担当して一度も外したことがないという脅威の成功率を誇る。また珍しいことにボランチからトップ下、ストライカーへと成長するに従ってポジションを上げてきた選手でもある。

昨年はブラジルのA代表とU-23代表の両方にデビューし、大きな一歩を踏み出したが…パリ五輪の望みは予選の段階で絶たれてしまった。