アブドゥルカリーム・ハッサン
カタール代表成績:133試合15ゴール
生年月日:1993年8月28日
左サイドバックのポジションを本職としながら、2018年にはカタール人選手として二人目となるAFC年間最優秀選手賞を獲得したアブドゥルカリーム・ハッサン。
カタール国立の育成機関アスパイア・アカデミーを卒業し、アル・サッドで若くしてレギュラーを奪取。2017-18シーズンにはベルギーリーグのオイペンでもプレーした経験を持っている。
圧倒的なスピードと鋭い左足のキック、そしてゴールも決められる能力を備えた大型ディフェンダーで、17歳からA代表でプレー。27歳にしてカタール代表100試合出場を成し遂げるなど長く主力として活躍した。
2022年のワールドカップ後にはSNSでの発言が問題になって代表を追放され、アル・サッドからも退団を余儀なくされたものの、その後クウェートとイランでプレーを続けている。
ハルファン・イブラヒム
カタール代表成績:90試合21ゴール
生年月日:1988年2月18日
そしてアブドゥルカリーム・ハッサンの前に「カタール人選手として初めてAFC年間最優秀選手賞に輝いた」のがハルファン・イブラヒム。しかも2006年当時はまだ18歳であり、その年代で傑出した存在だった。
そのプレーはまさに天才。圧倒的な技術を生かしたドリブルは「カタールのマラドーナ」「ハルファリーニョ」とも呼ばれ、数々のディフェンダーを恐怖に陥れた。また得点力にも優れ、カタールリーグでは4回の2桁ゴールを記録している。
残念ながらプレースタイルもあって怪我が多く、キャリアの中で2回の前十字靭帯断裂を経験。そのため2020年に若くしてサッカー選手としての人生を終えることになった。