日本代表MF守田英正が所属するスポルティングは21日、クラブ栄光の歴史を祝う特別ユニフォーム「Cup of Cups」を発表した。同日のリーグ戦で着用している。

Sporting 2023-24 Nike “Cup of Cups”

スポルティング 2023-24 Nike スペシャルエディション ユニフォーム

シーズン終盤で登場した特別ユニフォームは、ホワイトを基調にグリーンを組み合せたシンプルなもので、あまり特別感のないデザイン。ただ、トロフィーのロゴマークだけがいつもとは異なる雰囲気を醸し出す。

トロフィーロゴは背面の首元にもデザイン。そこに添えられている数字「1964-2024」からも分かるように、このユニフォームはクラブが獲得した唯一の国際タイトル獲得から60周年を記念したものだ。

国内では1部リーグ19回、カップ戦17回など多くのタイトルを獲得してきたスポルティングだが、欧州の大会を制したのはここまで1回にとどまっている。

その唯一の国際タイトルとは、1963-64シーズンのUEFAカップウィナーズ・カップ(CWC)だ。

1964年5月13日にベルギーで開催されたMTKブダペスト(ハンガリー)との決勝戦は、延長戦の末に3-3で引き分けに。当時のルールにより2日後の15日に同じ会場で再試合が行われ、スポルティングが1-0で勝利してクラブ初の欧州タイトルを獲得している。

その優勝から60周年というタイミングでこのユニフォームを発表となったが、MTKブダペストとの決勝戦で着用したユニフォームはグリーンとホワイトのボーダー柄。今回の特別ユニフォームは当時のデザインを再現したわけではなく、少々微妙な仕上がりとなった。

なお、エンブレムだけは優勝当時のデザインに近いものが使われている。

NIKEと「20年以上愛し合っている」4つの欧州代表チーム

このユニフォームは発表当日に行われたヴィトーリア・ギマランエス戦で選手が着用。試合は3-0でスポルティングが勝利した。なお、守田は後半33分から途中出場している。

CWC優勝60周年記念ユニフォームは、クラブ公式オンラインストアで販売中。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。街着にも使えるレトロなユニフォームが時を経て甦ります。

【Qoly × LFB Vintageはこちらです】

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい