パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップがカタールで行われている。

U-23日本代表は19日のUAE戦に2-0で勝利し、2連勝でグループステージ突破を決めた。

22日の最終節では韓国と対戦するが、順位次第で準々決勝の対戦相手が変わるだけに大事な一戦になる。

その韓国は中国との第2戦に2-0で勝利した。ただ、韓国紙『news1』は、「ファン・ソンホン監督が2連勝も日韓戦に向けて赤信号。CB2人がいなくなる悲報」と伝えていた。

中国戦の後半4分にDFソ・ミョンガンが途中交代となったが、前半から痛みを訴えていた彼はハムストリングを痛めたという。

また、後半アディショナルタイムにはキャプテンでもあるDFビョン・チュンスが遅延行為でイエローカードを提示された。彼はUAE戦に続いて2枚目のイエローとなったため、日本戦は出場停止となる。

同紙では「不要な行動だった。 主審は時間稼ぎと判断し、イエローカードを取り出した。警告累積で日本戦に出場できなくなったが、あえてしなくてもいい場面だった。韓国は宿命のライバルを相手にセンターバック2人が欠場する。グループリーグの中で最も守備が重要な相手であり、自尊心がかかった日本戦だけに大きな打撃だ」と指摘していた。

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また、今大会のメンバーに本職のCBは3人しかいないため、日本戦で起用できる本職CBは1人だけになったとのこと。中国戦の後半に見せたように守備的MFのひとりを最終ラインで起用する見込みのようだ。

そのうえで、「DFラインを調整していた主将ビョンと高さを担当していたソの不在は、いかなる形でも補完が必要」とも伝えられている。

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