U-23日本代表は19日、U23アジアカップのグループステージ第2戦でUAEと対戦し、2-0で勝利。1試合を残して準々決勝進出を決めた。

西尾隆矢の退場で10人になりながら1-0と勝利した中国戦から中2日の日本。勝てば準々決勝進出が決まるUAE戦では、先発を7人入れ替えてきた。

GKは中国戦で好守が光った小久保玲央ブライアン。DFは右から関根大輝、鈴木海音、木村誠二、大畑歩夢。中盤の底にキャプテンの山本理仁が入り、右のインサイドハーフ気味に川﨑颯太、左のトップ下気味に荒木遼太郎。サイドは右に山田楓喜、左に佐藤恵允が立ち、1トップは藤尾翔太が務めた。

試合は序盤から日本ペース。4-5-1でブロックを作るUAEに対し、目先の速いパスでスペースを突いてチャンスを作り出し、セットプレーでも高さで優位に立った。

27分、左のコーナーキックがファーへ流れるも、ボールを拾った山本が左足で正確なクロス。これを木村が高い打点で合わせて待望の先制点を奪う。

UAEも43分、アブドゥラー・アル・ブルーシがDFラインを抜け出して決定機。日本にとってはこの試合初めてピンチだったが、左足のシュートを小久保が見事にストップしてみせた。

前半アディショナルタイム、日本は川﨑がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。しかしVARの結果、相手が先にボールに触っていたとしてこれは取り消された。

後半に入っても流れは変わらず、61分に大畑のクロスが直接ゴール。これはVARでオフサイドと判定されたものの、直後の66分、大畑のクロスを川﨑がニアで合わせ、文句なしの追加点を決めた。

その後もUAEを攻め立てた日本だったが、残念ながら決定機を逃し続けて3点目は生まれず。2-0のまま終了し、先に試合を終えた韓国とともに2連勝でグループステージ突破を決めている。

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この結果、日本と韓国は勝点・得失点差ともに並んだ状態で直接対決へ。再び中2日で迎える3戦目は、開催国カタールとの対戦を避けられる可能性が高いグループ1位をかけての“決戦”となる。

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