今年2月に韓国のFCソウルに電撃移籍した元イングランド代表ジェシー・リンガード。
3試合で計105分プレーしたものの、ゴールも得点もなし。さらに、先週金曜に膝の手術を受けて離脱となった。
先月にはFCソウルのキム・ギドン監督が試合後にリンガードに対する“公開説教”をしたことは大きな話題になった。
「(途中投入した)リンガードを途中で交代させようかと思った。(交代選手が)90分プレーしている選手よりルーズなプレーをしてはいけない。
ネームバリューのためならば、引退した有名選手を連れてきてプレーさせればいい。90分プレーしている選手よりも優れた守備やプレーができないならば選手ではない。はっきりと話す必要がある」
この指揮官の発言は英国を含めて世界で報じられた。ただ、『BBC』によれば、韓国の地元ジャーナリストは、翻訳によって発言の意図が少し失われたと話しているそう。
「文脈を無視して英語から韓国語に、韓国語から英語に翻訳すると、このようなことがよく起こる。
韓国文化からすると、キム監督のコメントはリンガードを信頼しているのでピッチ上でもっとパッションを見せて欲しいという動機付けに近いものだった。
しかし、文脈なしに単に英語に翻訳すると、攻撃的な批判として理解されうる。キム監督がそのように意図したとはとても思えない」
あの発言は批判というよりもモチベーションを上げようとする意図だったとか。
韓国のファンたちもまだ彼のことを諦めていないというが、果たして。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」