今夏フランスで開催されるパリオリンピック2024。その男子サッカーアジア最終予選も兼ねた「U23アジアカップ2024」が15日に開幕し、U-23日本代表は16日に中国とのグループステージ初戦に臨む。

ここでは、3月18日に発表となった中国代表の新ユニフォームをご紹介したい。ただし、現時点でこの新ユニフォームはA代表もまだ着用しておらず、16日の試合でU-23中国が着用すればデビュー戦となる。

China 2024 Nike Home

中国代表 2024 Nike ホーム ユニフォーム

約1か月前に発表されたにもかかわらず、着用どころか販売すら始まっていない2024モデル。正式な色名も現時点では不明で、そのため非常に限られた情報をもとにご紹介となる。

新ホームユニフォームは前作となる2022モデルと同様に、レッド(朱色と表現するべきか)を基調にイエローを合わせた国旗カラー。別の差し色としてブラックを使うが、これは過去のユニフォームには見られなかった点だ。

China 2024 Nike Away

中国代表 2024 Nike アウェイ ユニフォーム

新アウェイユニフォームは、202モデル以来となるホワイトを基調としたデザイン。中国のアウェイといえばこの色というイメージが強く、鉄板カラーが戻ってきた。

ただ、差し色のブラックとイエローという組み合わせが大変珍しい。とくに国の象徴カラーでもあるレッドを使っていない点は興味深い。

新ユニフォームは3月18日に発表となり、本来であれば直後のインターナショナルマッチウィークでお披露目となるところ。だが、前述の通り中国はまだこの新ユニフォームを着ていない。

21日と26日に行われたW杯予選の対シンガポール2連戦では、どちらも2022モデルを着用したのだ。敵地で行われた21日の初戦では、歴代でも異色のグリーンを着用。

そして26日のホームゲームでも、やはり2022モデルのホームユニフォームを着用している。

新ユニフォーム発表直後の代表戦は、言ってみれば最高の宣伝場所。そこで使われなかったとなると、何らかの問題が発生していた可能性もあるだろう。

思い出されるのは、一説では中国サッカー協会側が土壇場で拒否したと噂される2018年の「龍を描いた黒いアウェイユニフォーム」の存在だ。

その中国の“黒龍ユニ”も!実は数少ない、龍をデザインした「ドラゴンユニフォーム」6選

現時点では中国国内のNikeオンラインストアですら販売されていない2024新ユニフォーム。問題が発生しているとすれば、それは技術的なものなのか、あるいはデザインに関するものなのか。

「U23アジアカップ2024」で中国がこのユニフォームを着用するか否かは、案外重要なポイントなのかもしれない。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしいユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

【Qoly × LFB Vintageはこちらです】

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい