近年経済的な規模を急速に拡大させているサッカービジネス。その理由の一つが、世界的に有名なビジネスマンがサッカー業界に進出していること。
今回はそんなサッカークラブのオーナーのなかで「最も金持ちだった人物トップ5」を『sportsbrief』からご紹介する。
5位:フィリップ・アンシュッツ
クラブ:ロサンゼルス・ギャラクシー
総資産:108億ドル(およそ1兆6000億円)
現在吉田麻也と山根視来が所属しているロサンゼルス・ギャラクシー。アメリカのMLSを戦っているクラブのオーナーは、フィリップ・アンシュッツ氏がトップとなっているアンシュッツ・エンターテインメント・グループだ。
フィリップ・アンシュッツ氏は父親が経営していた石油会社を引き継ぎ、その資産を生かして鉄道やホテル、エンターテインメントビジネスに進出。瞬く間に世界最大のスポーツイベント会社に成長させた。
MLSの創設にも関わり、これまでロサンゼルス・ギャラクシーだけでなくシカゴ・ファイアーやコロラド・ラピッズなど様々なクラブの株式を保有した。
2000年代初頭に経営的に苦戦したMLSがなんとか崩壊せずに耐えられたのは、アンシュッツが資金面で多くのクラブを支えていたからだという。