昨季イタリア・セリエAを制覇することに成功したACミランが、アメリカの投資会社に買収されることになった。
RedBird Capital Partners completes acquisition of AC Milan ➡️ https://t.co/34kE6CVVnW
— AC Milan (@acmilan) August 31, 2022
RedBird Capital Partners completa l'acquisizione di AC Milan ➡️ https://t.co/57FALTJvfa#SempreMilan pic.twitter.com/YTo6X5CvDq
ミランを買収したのは『RedBird Capital』。買収額はおよそ12億ユーロ(およそ1664.8億円)になったとのこと。
『RedBird Capital』はゲリー・カーディナル氏によって設立された企業で、様々な分野に投資を行い急成長を遂げてきた。
スポーツの面ではMLBニューヨーク・ヤンキースとパートナーシップを結んでおり、メディアネットワークである『Yankees Entertainment Sports(YES)』を所有している。
他にもリヴァプールを所有しているフェンウェイ・グループやフランス・リーグアンのトゥールーズなどにも出資しており、『RedBird Capital』のスポーツ部門は75億ドルの価値があるとのこと。
ミランは以前中国人オーナーのリー・ヨンホン氏に率いられていたものの、その債務返済が滞ったことから、出資元の一つであったエリオット・アドバイザーズがクラブの保有権を獲得していた。
その後の経営の結果、昨季は11年ぶりにセリエAのスクデットを獲得するなど成功を収め、クラブの価値も上昇。
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もともとエリオットは「ハゲタカファンド」と呼ばれる企業再生と売却を得意としていることもあり、このタイミングで現金化することを選んだ。仮契約は4月に結ばれていたが、今回正式に全ての手続が終了したとのこと。