2022年夏にトッド・ボーリー氏が新たなオーナーとなってから、破格の投資で大型補強を行ってきたチェルシー。

昨年6月までの会計年度で2億4850万ポンド(474.5億円)の損失を出していたことが明らかになったが、クラブ側はホテル売却などで損失額は9010万ポンド(172億円)に減るとしている。

『Telegraph』などによれば、チェルシーはプレミアリーグの財政規定に抵触するのを回避するため、スタンフォード・ブリッジの敷地内にある2つのホテルを売却し、7560万ポンド(144.3億円)を得ていたという。

ただ、ホテルの売却先はボーリー氏らが保有するコンソーシアムで、いわば身内の企業に売った形。なお、ボーリー氏はMLBロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーのひとりでもある。

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『Daily Mail』によれば、SNS上ではチェルシーに対する猛反発が起きており、他クラブのファンたちは激怒しているそう。「もしチェルシーが処分を免れるなら、このスポーツを見限る」という反応もあるとか。ただ、ホテル売却による収入はプレミアリーグの規則には準拠しているという。

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