今週から準々決勝の戦いが始まったUEFAチャンピオンズリーグ。『BBC』などによれば、CLの試合会場がテロの脅威に晒される可能性があるため、警備が強化されたという。
イスラム過激派組織IS寄りのメディアが、準決勝が行われるスタジアムへの攻撃を呼びかけるポスターを掲載。UEFAは脅威を認識しているとしつつ、試合は予定通り行われると発表した。
標的とされているのは、アーセナルのエミレーツ・スタジアム、レアル・マドリーのサンティアゴ・ベルナベウ、アトレティコ・マドリーのエスタディオ・メトロポリターノ、PSGのパルク・デ・プランス。先週にはバイエルン・ミュンヘンのアリアンツ・アレーナの画像も投稿されている。
『BBC』によると、テロ対策関係者は、先月にモスクワの劇場で起きた銃撃事件を引き合いに出しつつ、通常はISが攻撃計画を宣伝することはないと語ったという。
今回投稿を行った親ISメディアは公式にISとつながってはいないものの、最近、ISの指導者は公式のメディア工作員とネット上の支持者との密接な連携をほのめかしたばかりで、組織が脅迫を指示した可能性もあるとのこと。
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