プレミアリーグで優勝争いを展開しているリヴァプール。今季は中盤の人材を大きく入れ替えたが、新加入の遠藤航もチームに大きな貢献を果たしている。
そうしたなか、プレミアリーグ公式は「アルゼンチン代表MFアレクシス・マカリステルがリヴァプールで最も影響力ある選手になった理由」という特集を組んでいた。
ファビーニョやジョーダン・ヘンダーソンらが退団したリヴァプールは当初、新加入のマカリステルを守備的MFとして起用。ただ、彼は攻撃が持ち味の選手であり、遠藤加入後はより高い位置でプレーするようになった。プレミア公式はその変遷についてこう伝えている。
「遠藤航の出現によって、マカリステルはよりボックス・トゥ・ボックスの役割でプレーできるようになった。
加入から19試合時点では1ゴール1アシストだったマカリステルのゴールとアシスト数が劇的に増えた理由の一端はここにある。
(プレーエリアを示す)ヒートマップからは、彼の役割がどのように変化したかが分かる。今の彼は自由を満喫しているようだ」
データ・スタッツ的にも遠藤効果は如実に表れており、「遠藤がマカリステルに与えた影響」としてその数字が紹介されている。
遠藤加入前のマカリステルは、90分平均のゴール数(0.0)、アシスト数(0.1)、シュート数(0.5)、チャンスクリエイト数(0.8)。遠藤加入後はゴール数(0.32)、アシスト数(0.32)、シュート数(2.2)、チャンスクリエイト数(2.1)と激増した。
リヴァプールは日本時間7日に宿敵マンチェスター・ユナイテッドと対戦するが、遠藤は先発に復帰すると伝えられている。