アルゼンチン1部リーベル・プレートとキットサプライヤーのadidasは28日、2024-25シーズンで使用する新サードユニフォームを発表した。29日のカップ戦から着用を開始している。

River Plate 2024-25 adidas Third

リーベル・プレート 2024-25 adidas サード ユニフォーム

新サードユニフォームはダークグレー(adidasの色名はカーボン)を基調に、曲線のストライプがユニーク。リーベルのユニフォームとしては、少々風変わりなデザインかもしれない。

レッド、ホワイト、そしてホワイトとブラックのグラデーションを施した3本のストライプが、カーブを描くようにデザインされている。

このデザインは、1940年代に南米で圧倒的な強さを誇り、現在でもリーベル史上最強と讃えられている伝説のチーム「ラ・マキナ」(マシーン/機関車)に敬意を表したものだ。

ホームスタジアム「エスタディオ・モヌメンタル」のすぐそばにクラブの博物館があるが、その一角に実物の機関車を設置したラ・マキナを讃える展示スペースがある。

今回のデザインは、その機関車と伝説のチームを写した1940年代の白黒写真にインスピレーションを得て作られたという。デザインはやや抽象的なので分かりにくい部分もあるが、グラデーションを施したストライプが白黒写真を表現したものと思われる。

今年1月に女子チームに加入した日本人選手の江頭一花(えがしら いちか)が、今回のビジュアルに起用された。

伊賀FCくノ一三重から2023年1月にアルゼンチン女子1部リーグのエクスクロジオニスタスへ加入し、同リーグ史上初の日本人女子プロ選手に。そこでの活躍が評価され名門クラブへステップアップとなった。既に公式戦デビューも果たし、第2節エストゥディアンテス戦では2ゴールを決めている。

江頭も参加した男女選手によるビジュアルは、リーベル博物館で撮影。パンツとソックスもダークグレーを基調色でまとめている。リーベルのユニフォームに多いブラックではなくこの色ということは、機関車のボディをイメージしたものかもしれない。

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伝説のラ・マキナへ敬意を表した24-25サードユニフォームは、クラブ公式オンラインストアとadidasアルゼンチンのオンラインストアで販売中。

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