2006 ホーム
北朝鮮代表 2006 hummel ホーム ユニフォーム
2004年からサプライヤーを務めていたadidasに代わり、2006年からデンマークの老舗hummelが新たなパートナーに就任した。
核実験やミサイルの発射を繰り返す国家・北朝鮮に対して2006年10月より、国安保理決議による本格的な経済制裁が開始となった。そのような国に対して、どのブランドも新サプライヤー候補に名乗りを上げなかったことは容易に想像がつく。
そんな中で契約したhummelには、チベットなど他のメーカーが契約に難色を示す国に手を差し伸べるイメージが強い。
各世代の男女の北朝鮮チームはこのユニフォームを着て試合を行ったが、記憶に残るのは2007アジアカップ予選、2008北京五輪予選となるだろうか。
このhummel製2006モデルは、2009年頃にわずかながらユニフォームが市場に流通していた。確かにhummel製ではあるが、実際にユニフォームを北朝鮮側に供給していたのは軍事境界線の向こう側、韓国のhummel(hummel Korea)だったようだ。両国の関係を考えると興味深い。