U-20日本女子代表は16日、U20女子アジアカップ決勝で北朝鮮と対戦し、先制したものの1-2で逆転負け。大会4連覇を逃した。

準決勝ではオーストラリアに5-1の大勝を収めた日本。中2日で迎えた決勝は、グループステージ最終戦で対戦し今大会唯一の黒星(0-1)を喫したライバル北朝鮮との対戦となった。

試合は右サイドからの攻撃を得意とする北朝鮮に日本が粘り強く対応。20分、土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)のクロスを辻澤亜唯(INAC神戸レオネッサ)が頭で合わせて先制点を奪うことに成功する。

辻澤は初戦のベトナム戦に続く今大会2点目。叔父に元日本代表の本山雅志がいることでも知られている。

しかし、3大会連続で日本に決勝で敗れ準優勝に終わっている北朝鮮の士気の高さは変わらず。日本は疲れもあってか徐々にミスが目立ち始め、44分、右サイドからのクロスをジョン・リョンジョンが合わせてスコアは1-1のタイに戻った。

後半に入ると北朝鮮が技術の高さと球際の強さでペースを握り、日本はなかなかボールを効果的に前へ運ぶことができない。

終盤は防戦一歩となり、86分、再び右サイドのクロスからジョン・リョンジョンに逆転弾を許してしまった。

6分間のアディショナルタイムには佐々木里緒(マイナビ仙台レディース)の惜しいシュートもあったが、ゴールには至らず。

北朝鮮が順当と言える内容でグループステージに続き日本を破り、17年ぶり2度目となるアジアの頂点に輝いた。

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なお、今夏コロンビアで開催されるU-20女子ワールドカップには、北朝鮮、日本、オーストラリア、韓国の4チームがアジアから出場する。

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