WEリーグ所属のINAC神戸レオネッサとキットサプライヤーのhummel((株)エスエスケイ)は16日、視覚障がい者支援を目的とした「点字シャツ」を発表した。

売上の一部はホームタウンエリアの視覚障がい者支援に使われる。

INAC Kobe Leonessa 2024 hummel Braille Jersey

INAC神戸レオネッサ 2024 hummel 点字シャツ

手のひら、ハートマークを散りばめたデザインは、見えない、見えるにかかわらず、サポートするクラブを後押しする声援や手拍子を表現したもの。

たくさんの手のひらが重なってスタジアムの喜びをつくり出す様子をイメージし、女子サッカーへの愛の灯火を燃やし続けるINAC神戸レオネッサの取り組みや想いをハートとして加えた。

胸部にはクラブ名「INAC KOBE LEONESSA」を、右袖にはホームタウン「KOBE」を、背中にはクラブスローガン「VAMOS with us」を点字で配置。右胸のヒュンメルロゴも「hummel」を点字で表した今回だけの特別なロゴだ。

シャツの裾部にはクラブ名を点字加工で施し、浮き出た文字を指先で触って読み取れるようになっている。

髙瀬愛実選手は「違和感を見つけるのが早いんですよね」と、手のひらとハートに隠れたクラブマスコットキャラクターの“らいかちゃん”を簡単に見つけたという。

また、北川ひかる選手は手にしたシャツを見て「ヒュンメルの展示会で他のクラブのアイテムも見ましたが、これが1番かわいいですね」と笑顔を見せる。

点字シャツは、SDGsの取り組みとして17あるゴールのうちの「人や国の不平等をなくそう」や「住み続けられるまちづくりを」に繋がるきっかけづくりとして実施されるもの。

このシャツは、WEリーグ第18節ちふれASエルフェン埼玉戦のウォーミングアップ入場時などで選手が着用し、試合後には着用アイテムのチャリティオークションを予定している。

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点字シャツはクラブのオフィシャルオンラインショップにて、3月16日(土)から3月20日(水)までの期間限定で予約販売を実施。サイズは男女兼用で、S・M・L・O・XOの5サイズ展開となる。

詳細についてはINAC神戸レオネッサのクラブ公式ウェブサイトまで。

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