2月20日に自宅で意識を失い昏倒したスウェーデン代表MFクリストフェル・オルソンが、「脳血栓」だったと診断されたという。

『Daily Mail』が伝えたところによれば、オルソンは「脳関連の急性疾患」のために病院へと運ばれ、人工呼吸器を装着しなければならない状況となっていたという。

そして今回詳しい検査が行われた結果、オルソンの脳の両側に小さな血栓が複数発見されたとのこと。彼が所属しているミッテュランは以下のように声明を発表した。

「すでにみなさんがご存知の通り、ミッテュランのスウェーデン代表選手クリストフェル・オルソンは、2024年2月20日に自宅で意識を失い、オーフス大学病院に入院した。

ここ数週間におよぶ広範な検査に基づいて、医師らは現在『脳の血管における非常に稀な炎症状態があり、両側に発生した血栓の影響を受けている』と判断することができた。

オルソンの状態は現在安定していると評価されている一方で、それほど大きな回復は見られていない。ただ、彼の意識レベルは少し高まっている。

今後医師らはオルソンを人工呼吸器から外すためのプロセスを徐々に進めていくことになるが、治療期間や予後に関してはまだなにも言えず、集中治療室に入ったままの状態である」

心臓の病気から生き延びたサッカー選手たち

オルソンはアーセナルの下部組織で育った選手で、2013-14シーズンにはトップチームに昇格。出番が乏しかったこともありミッテュランへと貸し出され、そのまま完全移籍した。

28歳ながらすでにプロとして289試合に出場してきた実績を持っているが、この病気を克服して将来的に現役復帰できるかどうかはまだ不明であるとのこと。

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