先日行われたプレストン・ノースエンド戦で大きな怪我を負ってしまったコヴェントリー・シティMF坂元達裕。

空中戦で競り合ったあとに腰から落下してしまい、そのときに骨盤を負傷。プレー続行が不可能になり、検査の結果「今シーズン中の復帰は絶望的」と伝えられた。

今季は前半戦で様々なポジションを任され、中盤戦からはゴールを量産する活躍を見せていたものの、不運にも残り3ヶ月をリハビリに充てなければならない状況となった。

『Coventry Live』によれば、坂元達裕と競り合ったプレストン・ノースエンドのDFアンドリュー・ヒューズは、この件について以下のように話していたとのこと。

「コヴェントリーのファンから見れば、坂元達裕はキープレーヤーだ。だから間違いなく残念であったと思う。

ただ、あのときの僕は彼に怪我をさせるような意図はなかったし、坂元とは個人的に話もしたんだ。僕はメッセージを送った。『危害を加えるつもりはなかったんだ』と。彼はそれを理解してくれた。

試合を終えてから怪我が長期のものになったと知らされて、とても残念だった。僕もそんなことになるのは望んでいない。彼に限らず、誰にでもだ。その夜は本当に気持ちが落ち込んだ。

ただ、これは試合の一部だ。サッカーはコンタクトスポーツだし、ボールを奪い合うものだから、怪我は起こり得る。残念ながら、人はときに怪我をしてしまう。ただそれを考えすぎないようにしている。僕も同じようなことをされた経験がある。それも今のチームメイトにね。でも何も言いはしない。

彼があの怪我で離脱したことは残念だが、もう一回同じ場面があっても同じことをするだろう。大抵の場合は、そこまでのことは起こらないのだからね」

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彼としては決して危害を加える意図があったわけでなく、坂元達裕もそのことは理解していたという。

アンドリュー・ヒューズは1992年生まれのサイドバックで、これまでニューポート・カウンティ、ピーターボロ・ユナイテッド、プレストン・ノースエンドで長くプレーしてきた31歳のベテラン。コンタクトが強いイングランド下部リーグで戦ってきただけに、時に起きてしまう怪我もサッカーの一部だと強調していたようだ。

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