26日にウェンブリー・スタジアムでチェルシー対リヴァプールのリーグカップ決勝が行われる。
プレミアリーグではリヴァプールが首位、チェルシーが10位と明暗が分かれているが、どのような展開となるだろうか。
そうしたなか、『90min』は「この試合を決めるかもしれない5つの重要なバトル」をピックアップ。そのうちのひとつは、遠藤航vsモイセス・カイセドだった。
「半年でなんという違いが出来たのか。チェルシーはリヴァプールを出し抜き、1.15億ポンド(219億円)でカイセドを獲得したのは有名な話だ。その後、リヴァプールは16万ポンド(30億円)で遠藤を獲得。失礼ながら、ほとんどのプレミアリーグファンはこのベテランMFを知らなかった。リヴァプールのパニックバイだとSNSで瞬く間にネタにされた。
だが、シーズン中頃になった今、形勢は逆転した。遠藤は優秀な守備的MFに成長し、カイセドに期待されていたようなインパクトを1億ポンド(190億円)も安い金額で提供している。
遠藤はシンプルに徹し、ポゼッションを取り戻し、クリエイティブなチームメイトたちにボールを渡す。カイセドはよりボックストゥボックスな責務を務める。それぞれの仕事でトップに立つ者が、トロフィーを掲げることになるだろう」
そのほか4つのバトルは、チェルシーDFマロ・ギュストvsリヴァプールFWルイス・ディアス、チェルシーMFエンソ・フェルナンデスvsリヴァプールMFアレクシス・マカリステル、チェルシーFWニコラス・ジャクソンvsリヴァプールDFフィルヒル・ファンダイク、チェルシーMFコール・パルマーvsリヴァプールDFアンディ・ロバートソン。同胞対決となるエンソ対マカリステルも注目されそうだ。
勝負の一戦は日本時間26日の午前0時にキックオフされる。