昨年12月にリヴァプールの月間MVPを受賞した日本代表MF遠藤航。アジアカップからチームに復帰すると、17日のブレントフォード戦ではフル出場で4-1の勝利に貢献している。
そうしたなか、Xのフォロワー数27万人を誇るリヴァプール通の現地ジャーナリストであるニール・ジョーンズ氏は、『EOTK Insider』でこう述べていた。
「フェンウェイ(リヴァプールを保有するフェンウェイスポーツグループ)在任中やそれ以前もそうだったかもしれないが、リヴァプールに不満があるとすれば、こういう獲得をしないことだった。
遠藤のような選手は7年ほども素晴らしい価値を発揮できるわけではないかもしれないが、チームをすぐに改善してくれるような選手だ。プレミアリーグの多くのクラブにそういう選手たちがいる。ソリッドな選手たちだ。
リヴァプールにはそういう選手がいない傾向にある。通常は新進気鋭のスターやプロジェクトプレイヤー、もしくは確率されたオプションだ。『あれができるMF、これができるMFが必要だ。誰が獲得できる?』で遠藤が浮上した。彼は30歳だったが獲得した。
非常に非常に賢明な獲得だ。特にリヴァプールがモイセス・カイセドやロメオ・ラヴィアを獲得できなかったために彼を補強したことを考えればね。あの2人が生み出した結果を見てみればいい。
リヴァプールはラヴィアに6000万ポンド(113億円)を投じてもピッチに立たせることができなかったかもしれない。立たせることはできても、安定したレベルは引き出せなかっただろう。彼はとても若いからね。
この3~4か月でリヴァプールが遠藤から引き出したレベルは突出している。彼は土曜日のピッチで間違いなくベストプレイヤーのひとりだった!」
2月9日で31歳になった遠藤は即戦力として素晴らしい補強だったと感じているようだ。
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なお、22歳のカイセドと20歳のラヴィアはリヴァプールではなくチェルシーへの移籍を選択。前者は今季31試合に出場しているが、後者は怪我のために32分しかプレーできていない。