Jリーグ同様に今週末に2024年シーズンが開幕するMLS。
日本時間22日にインテル・マイアミ対レアル・ソルトレイクの開幕戦が予定されている。ただ、審判組合が労働協約を拒否したために、MLSは代替審判で開幕することになった。
MLS、NWSL(米女子リーグ)、USL(実質北米2部リーグ)の審判組合であるPSRAは、新しい労働協約を拒否し、審判員の雇用主であるプロ審判機構(PRO)と交渉。組合員の98%が参加した投票のうち95.8%が批准拒否となった結果、PROは、現地土曜から審判員はロックアウトされ、代替審判たちでシーズンを始めると発表した。
『ESPN』によれば、PRO側はPSRAにノーストライキ・ノーロックアウト協定を申し入れたものの、PSRAがそれを拒否したと主張しているという。一方、PSRA側はノーストライキ・ノーロックアウト協定は組合員にとって“毒薬”であり、2024年の昇給なしを要求するものでもあったと反論しているとのこと。
代替審判員は66人ほどが確保されており、11人はFIFAの試合やブラジル、トルコ、スペイン、イタリア、ジャマイカ、メキシコ、ポーランドの3部リーグまでを裁いた経験を持っているそう。