アフリカ最強国を決めるアフリカネーションズカップ。12日にナイジェリア対コートジボワールの決勝戦が行われた。
前半にナイジェリアが先制するも後半に2点を奪ったコートジボワールが2-1で逆転し優勝を遂げている。
値千金の決勝ゴールを決めたのは、ドルトムントに所属するセバスティアン・アレル。フランス出身でフランスのユース代表でもあったが、2020年にルーツを持つコートジボワールに鞍替えした。
彼は2022年に精巣ガンを患うもそこから復活した選手でもある。
『BBC』によれば、ナイジェリアにルーツを持つ元マンチェスター・シティDFネダム・オヌオハも「アレルにとって特別な瞬間だ。多くの人が癌と診断され、人生を左右される。彼には多くの応援があり、その物語は彼のような立場の人々に信念を与えるだろう。私たちは彼の物語について何年も語り継ぐはずだ」と讃えていたそう。