7日に国立競技場で行われたヴィッセル神戸対インテル・マイアミのプレシーズンマッチ。
ルイス・スアレス、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケツらが先発出場し、リオネル・メッシはベンチスタートで後半15分から出場した。
メッシは右の内転筋に怪我を抱えていることから、このプレシーズンツアーではなかなかプレーすることができていなかったが、日本では30分以上ピッチでそのテクニックを見せつけた。
試合は0-0のスコアレスドローとなり、PK戦の末にヴィッセル神戸が勝利。
話題になっているのはその勝敗が決したあとのこと。リオネル・メッシは自分が着用していたユニフォームを脱ぐと、なんとヴィッセル神戸のGKコーチを務めているシジマール氏にそれを手渡したのだ。
シジマール氏はブラジルでバイーアやグレミオでプレーしたあと、清水エスパルスや藤枝MYFCでプレーした名ゴールキーパー。昨年8年ぶりにヴィッセル神戸へと復帰し、GKコーチを務めている。
メッシがなぜシジマール氏にユニフォームを渡したのかは明らかになっていないようだが、日本サッカーのレジェンドであるシジマール氏とメッシとの心温まる場面だった。
なお、インテル・マイアミはこのあとアメリカに戻ってニューウェルス・オールドボーイズと親善試合を行い、22日にはレアル・ソルトレイクとのMLS開幕戦に臨む予定だ。
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