ドイツ・ブンデスリーガ2部のカイザースラウテルンは、「元ドイツ代表DFエリック・ドゥルムが現役引退する」と公式発表した。

エリック・ドゥルムは1992年生まれの31歳。マインツのリザーブチームを経てボルシア・ドルトムントへと移籍し、2013年からトップチームでプレーした。

ユルゲン・クロップ監督の下で出場機会を獲得し、2014年にはドイツ代表のメンバーとしてワールドカップを制覇。両サイドバックをこなすユーティリティ性も買われ、便利な存在として重用された。

2018年に移籍したハダースフィールド・タウンではイングランド・プレミアリーグを経験し、その後アイントラハト・フランクフルトでも3シーズンの間プレー。

そして2022年には元々自身がサポーターであったという2部のカイザースラウテルンへと加入したが、今季は怪我もあって4試合にしか出場できておらず、このタイミングで現役を引退することを決めたようだ。

「カイザースラウテルンで重要な役割を果たしてキャリアを終えたいという強い意志を持って、1年半前にここへとやってきた。

初年度はこのプランがうまく行っていた。27試合に出場した。素晴らしい試合を戦った。しかし昨年の夏以来、僕は常に軽い怪我や健康状態の悪化に悩まされてきたため、クラブが望んでいたほどにチームを助けることができなくなった。

さらに出場時間の減少が予想されることも加わり、僕はクラブの責任者との間で契約を早期に打ち切ることに合意した。

したがって、僕は今誇りを持って振り返ることができるキャリアに終止符を打つ。もちろんこれからもカイザースラウテルンのファンとしてスタジアムに通い続けるつもりだ」

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怪我や細かい体調不良が重なり、愛するクラブの役に立てない状態が続いていたため、契約を早期に打ち切ることに同意したというドゥルム。31歳での引退は若すぎるようにも見えるが、すでに身体が限界を迎えていたようだ。

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