ロイ・マカーイ
オランダ代表:43試合6得点(1996-2005)
2000年代を代表する稀代の点取り屋は、オランダ国内より外国で大きな成功を収めた。
“スーペル・デポル”と呼ばれたスペインのデポルティーボでリーガ制覇の主役となり、隣国ドイツの雄バイエルンではエースFWを任された。
代表ではあまり結果を残せなかったが、これは同時期にクライファートやファンニステルローイがいたため。ゴールを奪うことに関しては彼が一番といっても言い過ぎではないだろう。
そんな彼は母親がインドネシアのモルッカ人であるという。
ラジャ・ナインゴラン
ベルギー代表:30試合6得点(2009-2018)
イタリアのローマやインテルで活躍した元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン。
強烈なタトゥーと破天荒なライフスタイルで何かとトラブルが絶えないが、その気性の激しさを前面に出したプレーこそ彼の真骨頂といえる。
彼の父親はインドネシアのバタック人で、ラジャは現地の言葉で「王」を意味するという。現在はその父の祖国、インドネシアのバヤンガラFCに所属している。
余談であるが同じようにファイターだった元オランダ代表のナイジェル・デヨングもインドネシアの血を引いている。