昨年から今年にかけて、世界のサッカーを震撼させているサウジアラビア。クリスティアーノ・ロナウドを皮切りに、カリム・ベンゼマやネイマールなど数多くのスター選手を豊かな資金力でかき集め、国内リーグを急速に発展させようとしている。

それは2034年のワールドカップ開催を狙うサウジアラビアのサッカーを向上させようという大きな投資であるが、外国人枠が8人と非常に多いこともあって自国人の選手がなかなか出場できない状況にもある。

『Supersports』によれば、現在サウジアラビアの代表監督を務めているロベルト・マンチーニ氏も以下のように話していたという。

「サウジアラビアの一部の選手たちが抱えている問題は、彼らがあまり試合に出場できていないからかもしれない。それが困りものだ。

我々は代表チームであるが、自分が所属しているクラブチームでプレーしていない時間が長い選手がたくさんいる。

一方、対戦するオマーンの代表選手としてプレーしている彼らは、ほぼリーグ戦の全試合で出場している立場だ」

サウジアラビアの代表チームは全員が国内リーグでプレーしているが、特にアル・ヒラルやアル・イティハド、アル・ナスルなど外国人選手が強烈なクラブでは出場機会を得られない選手も出てきている。

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例えばアブドゥラー・アル・マルキはアル・ヒラルで今季24分しか出場していないにもかかわらずサウジアラビア代表に選ばれており、マンチーニ監督はその状況の中で厳しい立場に陥っているという。

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