12日から開幕を迎えたAFCアジアカップ・カタール2023。グループDを戦っている日本代表は14日に初戦に臨み、ベトナムを相手に4-2と逆転勝利を飾った。

そしてグループDのもう一つの試合は15日に行われており、イラクがインドネシアを3-1と下して勝利を収めている。

ただ『alaraby』が伝えたところによれば、このインドネシア戦を終えたあとのイラク代表チームで離脱者が2名出ているようだ。

一人は、インドネシア戦でゴールを決める活躍を見せた主力のMFウサマ・ラシド。ポルトガルリーグのヴィゼラでプレーしている彼は、家族の問題でチームをすでに離れたとのこと。

報道によれば、彼の妻が現在ポルトガルで出産の準備をしていたところ、帝王切開が必要な状態になってしまったため、ウサマ・ラシドは急遽家族の元へと戻っていったそう。

これはもちろん監督のヘスス・カサス・ガルシアからも許可を得て行ったもので、チームにとって何らかの問題が起こったというわけではない。

また、インドネシア戦でベンチ入りしなかった24歳のMFダニーロ・アル・サイードもすでにイラク代表チームを去っており、ノルウェーに戻っているとのこと。

こちらについては選手側の決断によるものであるとのことで、イラク代表側は彼を引き止めていたものの、強引に所属クラブへと帰っていったそうだ。

『burathanews』によれば、イラクサッカー協会の会長アドナン・ダルジャル氏がダニーロ・アル・サイードを永久追放処分にすると宣言しており、大きなトラブルに発展しているようだ。

ダニーロ・アル・サイードはスウェーデンで生まれた24歳の選手で、イラク人の父親とチリ人の母親を持っている。

日本代表、アジアカップ初戦で評価を上げた4名の選手

昨季はノルウェーリーグのサンネフヨルで29試合11ゴール2アシストを決めた期待のウインガーであるが、インドネシア戦でベンチ入りしなかったために心配されていた。

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