アジアカップで覇権奪還を目指す日本代表。グループステージではベトナム、イラク、インドネシアと対戦する。

初戦の相手はあのフィリップ・トルシエ監督が率いるベトナム。地元紙『VOV2』によれば、ベトナムの解説者はこう述べているそう。

「日本戦でいいプレーは期待できない。ノーチャンスだ。イラク戦は昨年11月の対戦(0-1で敗戦)のように難しいものになるだろうが、彼らは全く異なるスタイルでプレーしてくるはず。このグループで勝たなければいけないのはインドネシアだ。彼ら相手には勝てるが、簡単ではないだろう。

ベトナム代表が日本に大敗し、イラクにも負けるかもしれないことを心配している。グループ3位になるだろうが、決勝トーナメントに進めるかは分からない。

我々のメンタリティはまだ準備段階だ。自分たちが築きたい理念に基づいて、何としてでもポゼッションを維持しようとしている。ボールをコントロールするということは、あらゆる方法で攻撃することを意味するわけではなく、攻撃するタイミングを選ぶということだ。

日本がワールドカップやドイツを破った親善試合などで示したのはそういうこと。彼らはボールをコントロールするが、守備に傾倒しつつも、適切なタイミングを選んでボールを前進させて相手の弱点を突く。 (ベトナムにも)そういったアプローチを期待している」

また、『Báo Thanh Niên』でも、「アジアカップのようなレベルの高い舞台で日本やイラクと対戦する場合、ベトナムがボールを支配することはないだろう。W杯予選でイラクと戦った直近の試合では、枠内シュートは1本のみ。日本と同等のチームである韓国戦でも枠内シュートは1本だけで、もちろんゴールには結びつかなかった」と伝えている。

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ベトナムは昨年10月に行われた韓国との親善試合に0-6で敗れている。

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