ベトナムとのアジアカップ初戦に4-2で勝利した日本代表は、19日の第2節でイラクと対戦する。
そうしたなか、元日本代表の中田浩二は、DAZNのやべっちスタジアムで「イラク戦で見たい日本代表スタメン」を発表していた。その11人がこちら。
GK:野澤大志ブランドン
DF:毎熊晟矢、板倉滉、町田浩樹、中山雄太
MF:遠藤航、佐野海舟、堂安律、久保建英、浅野拓磨
FW:上田綺世
システムは初戦と同じ4231だが、板倉と遠藤以外の9人を入れ替えている。中田浩二はその理由をこう説明した。
「次のイラク戦がベトナム戦から中4日なのでフレッシュなメンバーを見たいなと。新しく入った選手のコンディションを確認したいなと。
浅野を左サイドに置いた理由は、彼のスピードと突破力、あとはサイドの適性があるのかどうかを見てみたいなと。勝ち進んでいくにあたって、オプションになりうる可能性もありますので、見たいなと。
毎熊は攻撃力とポジションどりが上手いので、前線とどう絡んでいくか。左SBの中山は(ベトナム戦では)ベンチ外でしたけど、怪我から戻ってきてどれだけやれるのかのコンディションですよね。CBの町田は190cmなので、189cmある相手FWに高さで負けない。あとは左足でのフィードにも注目したい。
GKの野澤は、昨季僕が番組で推してからグンといってますから(笑)だから、今回見たいと。Jリーグで十分なパフォーマンスを見せているので、代表のプレッシャーがかかるなかでどれだけやれるのか見てみたい。
(初戦2ゴールの)南野拓実も調子がよかったので見たいんですけど、久保のトップ下もスタメンで見たいなと」
初戦では中村敬斗が左サイドで輝いたが、三笘薫のコンディションが不安なこともあり、浅野の左も試しておきたいとのこと。今後の試合も見通したうえで、多くの選手を見てみたいということのようだ。
そんな中田浩二は、現在ベトナム代表を指揮するフィリップ・トルシエ監督が日本代表時代に最も起用した選手でもあった。ベトナム戦については「(日本のことを)トルシエがしっかり分析してたなと。フラット3も久しぶりに見ましたね(笑)」との感想を口にしている。