現在急成長を遂げているヨーロッパの女子サッカー。特にイングランドでは男子のチームが女子に投資を進めており、そのレベルが高まっている。

そして今回イングランドのトップディヴィジョンであるWSLを戦うマンチェスター・シティが、「女子チーム専用のトレーニング施設」を建設することになったよう。

『Guardian』によれば、今回マンチェスター・シティは計画申請書を自治体に提出しており、その費用はおよそ1000万ポンド(約18億円)になるとのこと。

現在マンチェスター・シティの女子チームは男子と同じシティ・フットボール・アカデミーでスペースを共用している状況にある。

ただチームの拡大もあって今回女子専用の施設を作ることになり、ハイドロセラピーや高機能のトレーニングジム、分析のための部屋などハイクオリティな設備が用意されるとのことだ。

マンチェスター・シティ女子のマネージングディレクターを務めるシャーロット・オニールは「過去10年間男子と女子が練習場を共用することは大きな財産であったし、世界をリードするような施設やプロのスタッフとの接触が提供されてきた。しかしチームが進化するに従ってニーズも変化しており、我々はその歩みの適切な段階で適切な施設に投資を行う」と話しているそう。

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なお、近年女子専用のインフラを整備するクラブは増加している。ブライトンは用地を探している状況で、アーセナルは先日改修工事を終えたばかり。レスターとリヴァプールは昔男子が使っていた練習場を女子が受け継いでいる。

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