Jリーグは19日、2024シーズンのJリーグ各コンペティションの大会方式等を発表した。

J1、J2、J3、全てのディビジョンが20チームで開催される初めてのシーズン。2023シーズンからの主な変更点を紹介する。

大会名は「明治安田Jリーグ」に

Jリーグタイトルパートナーは2015年に契約した明治安田生命保険相互会社が継続。ただし、大会名が「明治安田生命Jリーグ」から「明治安田Jリーグ」に変更される。

これに伴い各ディビジョンの名称もそれぞれ「明治安田J1リーグ」「明治安田J2リーグ」「明治安田J3リーグ」となる。

昇降格は3枠固定、J2昇格プレーオフを新設

全ディビジョンが20チームとなったことから、J1とJ2、J2とJ3の昇降格はいずれも3枠に固定された。

上位ディビジョンから下位ディビジョンへの降格は3枠とも自動降格。昇格は上位2チームが自動昇格となり、3つ目の昇格枠は3位~6位の昇格プレーオフによって決定される。

J1および新設されたJ2昇格プレーオフのレギュレーションは先日行われた2023シーズンのJ1昇格プレーオフと同じ。90分で決着がつかなかった場合はリーグ戦年間順位の上位が勝者となる。

ルヴァンカップは全60チームが参加

YBCルヴァンカップは、Jリーグ(J1・J2・J3)に所属する全60チームが参加する大会に変更される。

1stラウンドは、ACLでノックアウトステージに進出した川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府を除く57チームを10グループに分け、1試合制のノックアウト方式で開催。

1回戦が3月6日or13日、2回戦が4月17日or24日、3回戦が5月22日に行われ、各トーナメントを勝ち上がった10チームがホーム&アウェイ方式のプレーオフラウンドへ進出する。

9月から開催されるプライムラウンドには、プレーオフを勝ち上がった計5チームとACL組の3チームが出場。以降はこれまで通り、ホーム&アウェイ方式で準々決勝と準決勝が行われ、決勝は一発勝負となる。

なお、ルヴァンカップ限定で戦術の幅の拡大や選手の育成・経験のため、ベンチ入り人数が「最大7名」から「最大9名」に増員される。

天皇杯王者は「ACL2」出場

今季優勝した川崎フロンターレは、2024-25シーズンの「ACLエリート(ACLE)」へ出場することが先日発表された。

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来季も天皇杯優勝チームにAFCコンペティションへの出場権が与えられることは変わらないが、出場する大会が「ACLE」から欧州のヨーロッパリーグに当たる「ACL2」へ変更。

基本的にリーグ戦上位チームがよりレベルの高い大会へ出場する形となる。

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