小野伸二

1979年9月27日生まれ

魔法のようなボールタッチで日本中のサッカーファンをメロメロにした、ザ・天才。

1998年に清水商業高校(当時)から浦和レッズでプロ入り。1年目から次元の違うテクニックでチームを掌握し、半年後には18歳で日本が初出場したワールドカップのメンバーに。3戦目のジャマイカ戦で途中出場するといきなり股抜きを決めてみせた。

日本が誇る「黄金世代」の旗手はしかし、翌1999年の五輪予選で相手の悪質なタックルにより左膝靭帯を断裂。復帰後オランダのフェイエノールトなどで大活躍したが、以前の輝きを知るファンは「あの怪我がなければ…」という一抹の寂しさが常に付きまとうこととなった。

2006年に浦和へ復帰した後は、ボーフム、清水エスパルス、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ、北海道コンサドーレ札幌、FC琉球でプレー。2021年に札幌へ戻り、先日現役ラストマッチを迎えた。